肺胞を構成する上皮細胞、毛細血管など肺胞の壁部分(間質)を主体に炎症が起こっている肺炎を間質性肺炎といいます。肺胞の壁が厚くなる病気です。肺胞の周辺が炎症を起こし、発熱や痰をともなわない空咳のほか、階段を登るときに呼吸困難などの症状が現れます。症状が進むと、寝ていても呼吸が難しくなり、食事も進まずやせて行きます。呼吸の音を聞くとパチパチという音がし、肺のレントゲンやCTなどですりガラスのような曇りが見られるのが特徴です。
急性間質性肺炎と剥離性間質性肺炎があります。原因として考えられているものは、放射線、ウィルスの感染、抗生物質の投与、金属粉などの吸引です。ですが、間質性肺炎で外来を訪れる方の実に50%から80%が原因不明と言われます。50歳以上の高齢者に多いのも特徴です。一般の人が注意しなければならないのが、過敏症による間質性肺炎です。カビなどにアレルギーを持つ人は、それを吸い込むことで発病します。また、喫煙とも大きな関係があります。